ABCテレビで水素特集
2023年7月13日、羽鳥慎一モーニングショーにて、水素吸入の特集が放映された。京都第二赤十字病院・慶應義塾大学による臨床研究内容であり、その内容は「京都第二赤十字病院に50代男性が運ばれ心停止寸前の状態である。救急スタッフ20人以上で対応し一命をとりとめた。心肺機能停止で搬送される患者は年間約13万人うち9割以上が死亡している。また後遺症なく社会復帰できる人は3%以下。現状を改善できると期待されているのが水素吸入療法で、京都第二赤十字病院では水素吸入療法の臨床試験を行っている。臨床試験では病院外で心臓病が原因とみられる心停止をした患者に心拍再開から平均4時間後に水素を18時間投与する。投与後見た目の印象が良くなる患者もいた。臨床試験は全国15医療機関で行われていて、心停止で救急搬送されその後心拍が再開した73人を対象に臨床試験を行い90日後の生存率は水素なしは61%に対し水素ありは85%。水素は血液中に溶け細胞に運ばれ活性酸素と結合して除去され細胞の破壊を防ぐ。また、臓器の傷害を減らせる。臨床試験では水素による副作用は確認されなかった。」という内容である。2016年に先進医療Bにも認定された実績もある水素吸入はこれから医療業界でも「水素医学」として確立される時代が到来するだろう。